蝦夷太鼓
港まつりで出会った勇壮な和太鼓の響き”耳で聴きとれなくても全身で感じることができる!”これがきっかけとなって昭和55年4月に8人の有志により「釧路ろうあ者太鼓クラブ」を発足させました。平成2年には「釧路聴力障害者協会蝦夷太鼓」と改称し、地元以外にも全国の様々な舞台でバチを振るい人々を魅了しています。
この間、北海道くしろ蝦夷太鼓保存会のご指導とご協力を経て、今では自分達らしく舞台で表現できるものとなりました。音として捉える聴者に対して、振動を感じながらの稽古は容易なものではありませんが、これからも一生懸命に打つ姿を通して、私たちの音と出会う全ての皆さまに深い感動をお伝えしてまいります。
なお、平成9年に北海道ろうあ連盟文化賞、12年に全国宝くじ振興団体の助成金、16年にソロプチミスト日本財団社会ボランティア賞、 17年に全日本ろうあ連盟厚生文化賞を頂いています。また「自主公演」も3回実施し、多くの方にご来場いただきました。